
イベントの様子
2025年10月4日(土)、JTAドーム宮古島にて
宮古島市制20周年記念事業の一環として「U18と描く島の未来 〜エコアイランド宮古島〜」を開催しました。
このイベントは宮古島市が目指す「エコアイランド宮古島」の理念を、次世代を担う高校生(U18世代)とともに考え、共有する場として企画されました。
当日は、環境・経済・社会という3つのテーマを軸に、高校生と地域で活動する実践者、そして行政が同じステージに立ち、対話を行いました。会場には幅広い世代の市民が訪れ、対話を通して、宮古島の「今」と「これから」について考える時間となりました。
| 開催日 | 2025年10月4日 | |
| 会 場 | JTAドーム宮古島 | |
| 主 催 | 宮古島市 | |
「若者の視点」から見えた島の課題
今回の特徴は、高校生自身が日常の中で感じている課題を、率直に言葉にしたことです。
・通学や生活の中で感じる不便さ
・海やまちの環境に対する違和感
・地域文化との距離感
そうした「リアルな感覚」が共有されたことで、大人にとっても新たな気づきが生まれる場となりました。

環境・経済・社会をつなぐ対話
プログラムの始まりには、宮古島市より「エコアイランド宮古島」の理念が共有され、環境だけでなく、経済・社会を含めた持続可能な島づくりの重要性が説明されました。また、私たち一般社団法人 宮古島千年プラットフォーム(千プラ)からは、
市民・行政・事業者が協働して地域課題を解決していく取り組みを紹介しました。

環境について
環境編では、ポイ捨てや海洋ごみ、地下水といった身近なテーマが取り上げられました。
特に印象的だったのは、「環境問題は誰かの問題ではなく、自分たちの行動の積み重ねである」という認識です。
高校生からは、
◎ 清掃活動の見える化
◎ 日常の行動を変える仕組みづくり
といった具体的な提案も生まれ新しい発想を得る時間となりました。

経済について
経済編では、「観光と暮らしのバランス」が大きなテーマとなりました。
観光の発展の一方で、
❌ 公共交通の不便さ
❌ 地元産品の価格の高さ
といった生活に直結する課題が共有されました。
高校生の視点から見た「暮らしのリアル」が、地域経済のあり方を考えるきっかけとなりました。

社会について
社会編では、文化や暮らし、つながりに関するテーマが議論されました。
観光の発展の一方で、
💡 行事の継承
💡 宮古島方言の未来
💡 世代間の関わり
といった生活に直結する課題が共有されました。

市民とともに考えるということ
このイベントは、「答えを出す場」ではなく、それぞれの立場から考え、対話する場として設計されました。
高校生の率直な意見、地域実践者の経験、行政の視点。
それぞれの立場での思い、考えが交わることで、これまで見えていなかった課題や可能性が浮かび上がってきました。
エコアイランド宮古島は、環境だけでなく、経済や社会も含めた「暮らし全体」を考える取り組みです。
今回の対話を通して、その考え方が少しずつ共有されていく手応えがありました。
また、2030年のSDGs、さらにその先の未来に向けて、若い世代とともに考え続けていくことの重要性も再認識できました。

感想
今回のイベントは、課題を知る場であると同時に、未来への可能性に気づく場でもありました。
宮古島の持つ課題は、環境・経済・社会が複雑に関わり合っています。それは一つの立場だけでは解決できるものではありません。だからこそ、若者・市民・行政がともに考え、対話を重ねることが必要です。
今後も宮古島千年プラットフォームでは、市民参加型のプロジェクトや対話の場を継続していきます。
ぜひ一緒に、島の未来を考え、行動していきましょう。

